パニック障害から乳がんへ

昨年の夏にパニック障害を発症。

姉の誕生日

今日は2月に急逝した姉の誕生日です。
生きていれば62歳になります。


昨晩は義兄と私達夫婦の3人で毎年姉の誕生日に訪れていた中華料理の名店
「雲林」にて会食して生誕祭と49日のような会を行いました。大々的に49日を特に行う予定もなく本当に親しい人のみで姉を偲びたいとの義兄の提案でした。


姉の住んでいたマンションで待ち合わせたのですが、改めて姉がこの世からいなくなってしまったのだと痛感した一日でもありました。


告別式の3月1日は微かに姉の匂いのようなものが残っていたけど、昨日は殆どしなくなっていました。


姉に対して本当に懺悔と感謝の気持ちが入り乱れている日々です。
あの時、もっと姉の病状に親身なっていればとか救急車を呼んであげていればとか
もっと優しい言葉を沢山かけてあげればとかそんなことが頭の中で渦巻いています。


恐らく義兄もそんな心情なのでしょう。時折、途方に暮れたような表情をし、身体も随分痩せてしまったようです。


私も二女も両親も叔父叔母達もまだ配偶者の死亡という現実を味わったことがないので義兄の深い悲しみは完璧には理解できないでしょうけれど、痛々しかったです。


猫ちゃん達もどこか淋しそうで、ココアちゃんはずっと私のそばから離れませんでした。
2ヶ月も爪を切って無かったせいか、かなり伸びていて引っ掛かれて血が出ましたが、
これからは私が爪切りをして行こうと思います。


月に1度くらいは姉のマンションに行くことになると思いますが、悲しみと現実を受け入れて姉の分まで生きなければと今は思い始めています。


さしあたって姉が大ファンだった羽生君の展覧会が日本橋高島屋で来月9日まで開催されているらしいので、姉の亡骸と一緒に見に行こうかと思っています。