パニック障害から乳がんへ

昨年の夏にパニック障害を発症。

抜糸日


今日は抜糸の日でした。ちょうど10日後になります。


抜糸は瞬察でした。ものの5分もかかってないんじゃないかな。
「何となくリンパの部分が痛みます。」と伝えるとK先生が「リンパの手術は
痛みがあるんですよ。皆さん痛くないと思っているみたいだけど、だから
あんまりリンパの腫れが無い人は、元来リンパの手術はお薦めしていないんです。」
とのことでした。
リンパ以外殆ど痛みはありません。処方されたボルタレンが余ったほど。


病理の結果はまだ出ていませんでした。
連絡して下さるようです。


わずか滞在時間15分ぐらいかな。ホント全て連携取れてて手際が良いです。

日帰り手術


27日。日帰り手術の日でした。
その日は雪になるかもという予報で何だかな~と
憂鬱な気持ちでいたのですが、幸い病院に着くころまでに
雨雪に遭うことなく、濡れることなくクリニックにたどり着けました。


念のため自宅からの最寄駅まではタクシーで旦那さんと行き、後は乗り換え
一回の電車コースです。


そして、手術前の診察。前回と余り変わらない内容でしたが、当初センチネルリンパ節生検はやらないと聞いていたので、念のため正確にリンパ節への転移の有無を確認したくて、その手術もお願いしました。そして、心配性の私はK先生に再度診察室を訪れ「あの再発が怖いんですぅ...」と伝えたところ、メンド臭そうに「再発しません。」と言われてしまいました。


持参の安定剤(リーゼ)を服用しても良いか?聞いたところ似たような薬を飲むので
飲まないようにと、錠剤2種類を2錠ずつ渡され服用(安定剤と睡眠薬かな?)


手術室に自ら行き手術台に寝て、いつの間にか手術は始まっていたのか....。
腕に注射されているとこまでは覚えてますが、その後の記憶はありません(笑)
2時間後位に自然に目が覚めた時にはベッドに寝かされていました。運ばれていたんですね。(笑)その後は術後とは思えないほど順調に着替えも出来、腕も上がりブラも出来、ナイトブラなので余り締め付け感がありません。実は、普段日中も愛用してます。(笑)
驚くほど胸の形が良くなったので。しかも、楽。
まあ、右胸は以前のようにはいかないでしょうね。(涙)
そして麻酔が効いていたのでしょう。痛みは殆ど感じません。


特別術後の診察は無く痛み止め(ボルタレン)をもらい抜糸日の予約をして
クリニックを後に。
術後の診察って普通ないのかな?とか、ホルマリン漬けした細胞が入った容器を2つK先生が受付に出してたけどきちんと取り残しなく取れたのかなとか今になって心配になって来ました。


でも、術後とは思えない位まあまあ元気で食欲もあり、近くの天ぷら蕎麦屋さんでモリモリ食べて、少し雨が降っていたのでタクシーで自宅まで帰りました。

初めまして。



 命の大切さを痛感する毎日備忘録のような形で残したいと思い始めました。
どうぞ、よろしくお願いします。


昨年から生死にかかわるような体験をして(実際はそれ程でもないけど...)
それでも生きていることのありがたさに感謝して日々過ごしております。



ことの発端は昨年8月9日出勤日でした。
7月は夏とは思えない位雨続きでうんざりはしたものの比較的過ごしやすい
気温で推移していました。


そして8月に入り突然の梅雨明けからの猛暑。
体がまだ暑さに慣れていないのか、通勤途中めまいとだるさで乗り換え駅のベンチにその都度座ってしまい、仕事先最寄駅の北赤羽のトイレで不整脈とだるさとめまいで、抗不安薬リーゼを服用しました。
(持病で期外収縮という不整脈がある為リーゼはいつも持参していた。)


それでも、おさまる気配がなく駅舎に駆け込み休憩していましたが、全然回復せず
救急車を呼んでもらい、その間、体験したことのない身体の硬直と痙攣と息苦しさ
ああ、死ぬのだな。と半ば諦めのような感じで病院に運ばれていきそれでも
救急隊員の人の横柄さと病院スタッフに「死んじゃう」と言っても「は~っ?」と軽くあしらわれ病名を知って、なる程と思いました。


熱中症からの過換気症候群とのことでした。


そして、翌週今度は自宅で発症して再び過換気症候群と診断→心療内科へと言われ
心療内科でパニック障害及び仮面うつ(初めて聞いた病名)と診断されてSSRI(抗うつ薬)と抗不安薬リーゼを処方されましたが、最初の1ヶ月はこのSSRIの薬の副作用(むかつき、食欲不振)がホントきつくて止めたくなりましたが、徐々に慣れて体調もだいぶ良くなり、人ごみも電車も臆することなく今は乗ることができます。



そんな中12月のとある日右胸に今まで感じたことの無い小さなしこりを感じました。
しかし、わずか1ヶ月前の11月に定期検診の超音波で「異常所見無し」と診断されたので大丈夫だとは思ったのですが、念のため近所のSレディースクリニックでマンモ、超音波と細胞診をしてもらいました。
数年前同じ右胸に良性の乳腺症を患ったことがあったので今回も同じではと思ったのです。
しかも、細胞診をした後しこりはなくなっていて、よく良性の腫瘍は消えてしまうことがあると見聞きしたからです。



そして、1月14日検査の結果を聞きに行くと細胞診の結果クラスⅤという診断。 
      Mucinous carcinoma(粘液癌)という診断でした。
でも、まだはっきりしないから更に針生検をしようと同意書を渡され、日程を決めて20日にすることを決めて、帰り際に「細胞診検査報告書」を渡されていないことに気づきスタッフに言いもらって帰りました。



そして、帰ってから怒涛のネット検索です。粘液癌は針生検をするとがん細胞を周囲にまき散らす恐れがあるのでしない方が望ましいこと。細胞診でクラスⅤならほぼ100%癌なので確定診断で良いということ。粘液癌は進行がゆっくりといえど
リンパに転移すると予後が格段に悪いとのこと。
抗がん剤などが効きにくい癌だということで、見つけ次第化学療法等は行わず原則切除ということ。


先日の細胞診でも傷跡が2週間ぐらい残ったので、他の病院をさがし新宿の有名なBセンターをタイミングよく17日受診。
そしてK先生も確定診断でよく針生検はやらない方が良いとの診断でその日のうちにMRIを撮影することができ、月曜日の20日の午前中に画像が届くので午後なら予約しても大丈夫(すべてがスピーディー)で15時に予約。


当然Sレディースクリニックの予約はキャンセルしました。


思えばSレディースクリニックで確定診断は早い方が良いと考え最初17日に針生検予約しようとしたけどたまたま先生の都合が悪くて20日なった。先生の都合が悪くて良かった。(笑)早まらなくて良かったと今は思いました。


そして20日旦那さんと一緒に受診。粘液癌とのこと。ステージはⅠ。リンパ節への転移は見られないとの所見。ですが、手術は早い方が良いと思い、27日に予約しました。
思えば初診からわずか10日目の日です。



25日は封じの宮の行田八幡宮様にお参りに。神聖な気持ちになりました。